はじめに
そう思っている人が多いのではないでしょうか。
せっかく食べるのならば、蟹の味や旬を知ってより美味しいかにを食べたいですよね。
当サイトでは人気の蟹について旬や味の比較情報を掲載していきます!
是非参考にしてみてください!
目次
タラバガニについて!旬の季節・味・おいしい食べ方・特徴は?
タラバガニはかにの代表格として、日本では多くの人に食べられています。ここではタラバガニの旬や味、特徴、おすすめの食べ方などをご紹介します。
タラバガニの特徴、旬の季節
日本ではタラバガニは冬の味覚としてかにの代表として楽しまれています。しかし、タラバガニは生物学上はヤドカリ科に分類されます。実際はかにではなく、ヤドカリの仲間なのです。
タラバガニは日本海、オホーツク海、ベーリング海を含む北太平洋と北極海のアラスカ沿岸、ガラパゴス諸島などに分布しています。日本では主にオホーツク海で獲られています。
- 甲長は25センチ程
- 脚は8本(実際には10本あり、1対の小さな脚が甲羅の下にあります)
- 全体がトゲで覆われている
- 脚は長く太い
- 旬は11月から2月
タラバガニはアブラガニと似ています。タラバガニは甲羅の中心部や後方、心域に6つのトゲがあります。タラバガニの脚は裏側にも色素があります。
漁期は北海道が主に1月から5月、9月、10月です。
タラバガニのおいしい食べ方、味
タラバガニは茹でると脚の裏の色素が赤くなります。
タラバガニは主に脚を食べます。大ぶりのタラバガニは、食べ応えがあります。太い縒りをいれた木綿糸を何本も束ねたような棒状の身が楽しめます。
タラバガニはほとんどミソ(肝膵臓)がありませんので、基本的にかに味噌は食べません。脚を蒸す、茹でる、焼くなどで調理をして食べます。
タラバガニは淡白ですが、甘味がありほっくりした身質で、大量に食べても飽きません。かにの代表格、かにの王様と言われるのも理解できます。
基本的に飽きのこない淡白な味なので、鍋ものなどにして楽しむのがおすすめです。刺身などでも食べられますが、タラバガニはしゃぶしゃぶなどで火を通して食べた方がおいしいでしょう。
焼きがにも大ぶりのタラバガニは豪快に楽しめるでしょう。
まとめ
ズワイガニについて!旬の季節・味・おいしい食べ方・特徴は?
ズワイガニはタラバガニと並んでかにの代表格として楽しまれています。冬に食べるかにとして、ズワイガニを思い浮かべる人は多いでしょう。ここではズワイガニについてご紹介しましょう。
ズワイガニの特徴、旬の季節
ズワイガニは十脚目ケセンガニ科に分類されるかにです。深海に生息する大型のかにです。ズワイガニの「ズワイ」とは細い木の枝を指す古語の「楚(すわえ)」が訛ったものと言われています。
ズワイガニは山口県より北の日本海と、茨城県からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く分布しています。
- ズワイガニは産地によって異なる呼び名があり、ブランド化している
- 雄と雌の呼び方も違う
- 甲長は8〜13センチ
- 頭が小さく脚が細く長い
- 旬は11月初旬から3月上旬
ズワイガニは薄茶色で、見た目が華奢です。脚もほっそりした印象です。ズワイガニは日本だけでなく、ロシアから格安のものが輸入されています。ズワイガニはブランド化しているものがありますので、ロシア産の安いものからブランド化した高級なものまでさまざまです。ズワイガニは日本国内で「松葉がに」や「越前がに」などとブランド化していて、そのほとんどは富山より西の地域です。
ズワイガニのおいしい食べ方、味
ズワイガニは見た目も華奢でほっそりした印象ですが、その見た目通り風に当たるだけでも弱ってしまうという繊細なかにです。そのため、ズワイガニは生きているものを購入するときは、できるだけ元気なものを選びます。
ズワイガニは本来のかにの旨みが味わえる高級かにです。身の甘みと繊維を感じる食感が楽しめます。鍋ものなどにすると旨味のあるだしが出ますが、生きたものを手に入れて刺身で食べることで、かにの甘味と旨みが味わえます。そして、ズワイガニはかに味噌もおいしく楽しめます。
ズワイガニによく付着している黒いつぶつぶはカニビルの卵で、これは脱皮後の時間が長いことを示していて、身入りが良いと言われています。
まとめ
紅ズワイガニについて!旬の季節・味・おいしい食べ方・特徴は?
ズワイガニにはいくつかの種類があります。中でも紅ズワイガニは聞いたことがある人もいるでしょう。ここでは紅ズワイガニについてご紹介します。
紅ズワイガニの特徴、旬の季節
紅ズワイガニは甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属に分類されるかにです。
- 見た目はズワイガニにそっくり
- 茹でる前から紅色
- 茨城県より北の日本海などの深海に生息しています。
- 紅ズワイガニは甲長12センチ前後
- 1000メートルもの深海に生息
- 旬は冬
産地は日本海側で山陰、佐渡島、太平洋側で福島県、三陸があります。
入荷量はかなり多いです。しかし、丸の形ではなく加工品の方が多いようです。価格はズワイガニより安価で、かにとしてはお手頃な値段が魅力です。
紅ズワイガニの漁期は9月から6月に渡りますので、秋から春にかけて食べられます。タラバガニやズワイガニと同じ冬が旬と言えるでしょう。
紅ズワイガニのおいしい食べ方、味
値段も格安の紅ズワイガニは気軽に楽しめるかにです。旬の時期も長いので、長期に渡って楽しむことができます。味はみずみずしく、身は柔らかなのでおいしく食べられます。
旬の期間が長いこともあり、紅ズワイガニは缶詰やカニコロッケなどの加工食品としても利用されています。
泥を落として両脚を持ってかに味噌が落ちないように、甲羅を下向きにして剥がしていきます。キッチンバサミで触覚を切り取って泥を落とし、かに味噌は塩水に浸して泥を落とします。
紅ズワイガニは茹でがにや鍋もの、みそ汁の具材などの料理に使ってもおいしく食べられます。ズワイガニは柔らかい身でかにの美味しさを満喫できますが、紅ズワイガニは身も固めで甘みもそれほどありません。新鮮なものとそうでないものとは、味がまったく違って、新鮮なものはとてもおいしいようです。
まとめ
ワタリガニについて!旬の季節・味・おいしい食べ方・特徴は?
ワタリガニはあまり聞いたことのない人もいるかもしれません。瀬戸内海でかにと言えばワタリガニを指しますので、馴染みのある人も多いでしょう。ここではワタリガニについてご紹介します。
ワタリガニの特徴、旬の季節
ワタリガニは瀬戸内海では馴染みのあるかにです。海を泳ぎ渡るので、この名前が付いたと言われています。
- ワタリガニはカニ下目・ワタリガニ科に分類
- 大きくなると全甲幅長が25センチくらいになり、重さも1キロくらいになる
- 秋から冬が旬
ワタリガニは「ガザミ」という名前が正式名称で、いろいろな近縁種もいます。北海道南部から南の全国に分布していて、関東より南方で多く獲られています。水揚げが多いのは愛知県、福岡県、愛媛県など広い地域に渡っています。
ワタリガニは一番後ろの脚が平たくなっていて、オールのような働きをするので、泳ぐことができます。泳げるかにという点がワタリガニの最大の特徴です。
ワタリガニのおいしい食べ方、味
ワタリガニは水温の高い時期は成長のために脱皮をすることから、甲羅が柔らかく身も詰まっていない「ヤワラ」と呼ばれる状態になっています。この時期は獲ることも食べることもおすすめできません。
水温が下がって甲羅が硬くなると身が詰まってきますので、寒くなる晩秋から春が旬と言われています。ただし、冬は完全に深いところに潜ってしまいますので、漁獲量も少なくなります。ワタリガニの漁獲量は初夏から夏が最も多くなりますが、おいしさから見ると雌ガニの内子が充実する秋から冬が旬と言えるでしょう。
ワタリガニは輸入品がスーパーなどでも見かけられますが、国産は高級かにです。
雄は身がおいしくおすすめですが、雌は内子を持っていますのでこれが珍重されています。かに味噌も寒い時期には濃厚な旨みと甘みが楽しめます。
茹でかに、焼きがに、蒸しがになどの他に、みそ汁の具材や炊き込みご飯などにしてもおいしくいただけます。
まとめ
毛ガニについて!旬の季節・味・おいしい食べ方・特徴は?
毛ガニは北海道の味覚として知っている人も多いでしょう。見た目が特徴的なかにですが、ファンの人も多い人気のかにです。ここでは毛ガニについてご紹介しましょう。
毛ガニの特徴、旬の季節
- 毛ガニはエビ目カニ下目クリガニ科に分類される
- 最も大きくなるものは甲長120mm
- ずんぐりとした体で淡赤褐色
- 短い剛毛が全体に密生
- 脚は太く、鋏脚は歩脚より短い
日本海沿岸、茨城県の北の太平洋岸からアラスカ沿岸まで、北西太平洋の沿岸域に広く分布しています。大型のかにで、別名オオクリガニとも言われます。
日本では古くは肥料として利用されていましたが、1934年頃から食用の缶詰として使われるようになりました。漁期は北海道ではほぼ通年獲られています。ただし、春はオホーツク海、夏は噴火湾、秋は釧路および根室沿岸、冬は十勝沿岸と場所が変わります。岩手でも漁獲されていて、12月から3月が漁期です。
春先の毛ガニは脱皮したてで身入りもかに味噌も少ないのですが、殻も柔らかく身の甘みが最高なので、毛ガニの通はこの若ガニを好む人もいます。一般的には、夏から秋にかけて身入りもカニ味噌も楽しめますので、この堅がにを好みます。
毛ガニのおいしい食べ方、味
毛ガニはほぼ年中漁獲されているかになので、ボイルや冷凍などでも多く流通していて、缶詰などにも多く加工されています。今では、産地以外の地域でも活けやボイル、冷凍などで流通していて、常に旬の産地から入ってくるようになっていて、年間を通しておいしい毛ガニが食べられるようになっています。
毛ガニは茹でがに、焼きガニ、身をほぐしていろいろな料理に調理して食べられます。タラバガニやズワイガニと比べると体が小さいので、食べる部分が少ないのですが、味はとてもおいしく甘みが豊かです。かに味噌も量が多いので、かにの通が好むのも理解できます。新鮮な毛ガニのかに味噌はウニのような甘い濃い味がしますので、ぜひ新鮮なものを手に入れたいですね。
まとめ
カニの購入方法は?スーパー、漁港、通販の各メリット・デメリットとは!
冬は年末年始など人が集まるときもありますので、みんなでかに鍋やかにしゃぶなどを食べる家もあると思います。そんなときに備えて、かにを買おうと考えている人は多いでしょう。
それでは、かにはどこで買うのがおすすめなのでしょうか?メリット、デメリットを紹介していきます。
メリット
スーパーは主婦の人には最も身近なお買い物をする場所です。スーパーでおいしいカニが売っていたら、買いたくなる人は多いでしょう。いつも利用しているスーパーでカニを売っていたら、ついでに買うことができて一石二鳥です。
デメリット
それではスーパーでカニを買うデメリットというと、やはり価格が高いことでしょう。そして、冷凍ものなどが多いこともデメリットです。
スーパーに入ってくるカニは、冷凍されて運ばれてきた冷凍ものであることは多いはずです。とても新鮮なカニが手に入ることはないでしょう。
本当は安い外国産のカニなのに、スーパーに入るまでにいろいろな業者が間に入っているため、価格が跳ね上がってしまっています。
もし近くに漁港があれば、カニを漁港で買うことができるでしょう。
港町に住んでいる人であれば、いつも魚介類を漁港で買っている人もいるかもしれません。そんな人は、普通の魚介類より高いカニを買うときこそ、気合を入れて新鮮なカニを手に入れたいですね。
メリット
漁港で買うメリットは、なんといってもその日に水揚げされた新鮮なカニを買えることです。カニ味噌まで楽しめるズワイガニなどは、新鮮なものを手に入れられるとさらに美味しさが増します。新鮮なカニを手に入れたら、早速調理して食べたいですね。
デメリット
デメリットとしては、港町の周辺に住んでいる人でなければ漁港でカニを買うことはできません。すべての人が利用できるわけではないですね。また、カニを漁獲していない漁港では、カニを買うことはできないでしょう。
カニ通販は非常に人気があります。カニ通販をしている業者もずいぶん増えてきました。
メリット
通販のメリットは、家にいながらにしていつでもカニを買えることです。どんなに港から遠く離れたところに住んでいる人であっても、通販であれば数日でカニを自宅へ届けてもらえます。年配の方や体の不自由な人であっても、通販であれば簡単にカニを購入できます。
デメリット
カニ通販のデメリットとしては、実物を見て購入するわけではありませんので、実際に商品が届いたら想像していたものと違っていた、広告の写真とはまったく違うものだった、などということがあります。トラブルもないとは言えません。これが通販の一番大きな問題点でしょう。ですのでかに通販サイトは信頼出来るお取り寄せサイトをおすすめします。こちらの蟹通販絶対おすすめランキングも参考にしてみてください!
まとめ
まとめ
いかがでしたか?
美味しいカニを食べたい時に、しっかり抑えておきたいのがカニの種類や旬、味、特徴ですよね!
当サイトではカニに関する情報を更新していきますので是非御覧ください!
- (2015/12/28)運営者情報を更新しました
- (2015/12/28)カニの美味しい・簡単レシピおすすめ3選!タラバガニ編を更新しました